2015年3月19日木曜日

年中夢中


今回も芝本パン選手権出場に際し、応援してくださった皆様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございます。

私の試合は日本では深夜から明け方にかけての時間帯だったと思います。
それでもリアルタイムで動画観戦してくださった方もいることを知り、嬉しく思うと同時に大変励みになりました。
また師匠の早川先生からも試合場からホテルに戻った時にはすでに試合の所感を含めアドバイスが届いていました。
選手としてこれほどやりがいのある環境も他にないと思っています。

1月のヨーロッパ選手権の結果が自分の中で処理できず、帰国後から心身分離状態に陥ってました。
約1か月の間、絶不調な状態が続きました。

それでもパン選手権までのラスト2週間は徐々にペースが整っていき、最終的には心技体のすべてが一致した最高の状態で試合当日を迎えることができました。

ブルーノ・マルファシーニ選手との試合は集中力を高く保ち続けることができました。
5点を追う展開になりましたが、逆転の為に残り時間を見た時にはラスト20秒でした。
びっくりしました。
「もっと戦っていたい。」
試合で初めてそう思いました。

この10分の集中は今までの練習とブルーノ選手の強さがあってこそ創り出せたものだと思います。
思えば年がら年中ただ強くなる為だけに練習してきました。
今回の試合では夢中になってやってきたことの先に少し光を見ることができました。
これからもより一層ペースを上げてそれを追いかけたいと思います。

最後になりましたが、今回のパン選手権に向け絶不調だった私に復調のきっかけを与えてくださった鶴見カイロプラクティック院の小宮義実先生のサポートに心より感謝しております。
ありがとうございます。

芝本