2014年7月5日土曜日

韓国訪問記④

さてセミナーも後半に突入し、私の出番がやってきた。
もちろんセミナーをやるにあたり、早川先生からその心得は伝授されている。
許可をとっていないが少しだけ公開しよう。

・最新の技、王道の技をやるのではなく、「自分の技」をやれ!
・例え初めは誰かの真似であったとしても、それをトコトン練習し己の試合で活用してきたならば、それはもう自分の技だ!

私は最初のテクニックにライイングレッグドラッグを選択した。
これは2011年の世界柔術前に先生から教わった技だ。
なんどもバージョンアップを繰り返してきた。

今回紹介した方法は2014年パン選手権で使用したバージョンだ。
国際大会で積んできたいくつかの経験が私の自信になっている。
その経験から得たものが少しでもお役に立てばと思い、やらせて頂いた。

実際にインストラクションをして嬉しかったことがある。
イくんの通訳だ。
とてもハリのある声で堂々と通訳してくれた。
通訳のイくんを含め、トライフォースセミナーの一体感を感じた。

テクニックは5個用意していたが、2個+αで時間がきてしまった。
こうして私の45分のセミナータイムが終了。
思っていた以上に時間が過ぎるのが早かった。

そんな私に早川先生はこうつぶやいた。
「セミナーは生ものだからな。」

~つづく~