2014年7月14日月曜日

私と生井さん

今回の授与式で生井さんが茶帯に昇格いたしました。
授与式でも少しお話いたしましたが、生井さんは元々私の兄弟子です。

巣鴨の道場で練習していた白帯・青帯の頃を思い出します。
私は道場まで通う電車の中で、「今日生井さん来てるかな?」とよく思ったものです。

会員さんはたくさんいましたが、私にとっては生井さんがターゲットでした(笑)
技術、体力ともに強く、優しく温和で接しやすいことも理由であったと思います。

約10年近くが経って、環境はかなり変わりました。
私は新宿でインストラクターとなり、生井さんが池袋から新宿へ移籍されたことで、系譜的に私の弟子となったのです。

ただ今も変わっていないことがあります。

クラス時間が近づいてきた頃、事務所の中で今日のクラスや練習について考えます。
「今日生井さん来るかな?」
未だ私のターゲットは変わっていないようです(笑)

生井さんは一時期、コンペティションクラスにも参加されていました。
その後、体調を崩され離脱を余儀なくされましたが、激しい練習をともに過ごしたあの時間があるからこそ、「仲間」と強く思える存在でもあります。

前回茶帯に昇格された中嶋さんと、今回の生井さん。
新宿に二人の茶帯が揃いました。
そしてトライフォース柔術を新宿でリードしてくれているお二人でもあります。

 実るほど頭を垂れる稲穂かな

私の大好きな言葉のひとつです。
中嶋さん、生井さんの道場での振る舞いを見ると、いつもこの言葉を思い出します。

生井さん、おめでとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします。

芝本